know-how

美容室独立ノウハウ

最終更新日:2019/09/17

おしゃれな内装の美容室にするためのチェックポイント

「おしゃれな内装の美容室にしたい!」独立をお考えの美容師さんなら、そう思っていらっしゃることでしょう。お店に行くだけでわくわくする。そんな風に思ってもらえるヘアサロンが持ちたいですよね。

ここでは、美容室の内装デザイン業者である私たちが考える「おしゃれな美容室を実現するためのチェックポイント」をご紹介します。

1.「おしゃれ!」と思った美容室の写真を集めておく

「おしゃれな美容室を作りたい!」「こだわりのヘアサロンを実現したい!」

あなたの理想を叶える第一歩として、雑誌・洋書・Webサイト・Instagram・Pinterestなどで好きな店内画像をまとめておくことをオススメします。集め方は、SNSの「いいね」ボタンを押す・情報収集用のアカウントにシェアをする・Bookmarkをするなど、著作権に触れない安全な方法がいいでしょう。

おしゃれな美容室・便利な調べ方
  • Google画像検索で「美容室 内装」「ヘアサロン デザイン」などのキーワードを見てみる
  • Instagramで内装関連のハッシュタグや人気のお店のアカウントをチェックする
  • Pinterestで店舗デザイン関連のタグをチェックしてpinをする

自分のインスピレーションをたくさんストックしていく中で、お店のテイストが固まってくるはずです。そして、たくさんの美容室画像を見ていくたびに、

「この色が好きだな」「こんな空間なら長時間過ごしても飽きないだろうな」

そんな想いがくっきりと描けるはずです。アイディアスケッチとして、ぜひ取り組んでみてくださいね。

画像があれば、内装業者とのイメージ共有がスムーズになります

私たち内装業者にとってもビジュアルを提示していただけることは、イメージの共有がしやすくスピーディーにプロジェクトを進められる助けとなります。

なぜなら言葉よりもビジュアルで示した方が、イメージがダイレクトに伝わりやすいからです。

美容師業界でもお客様から「こんな髪型にしたい」というオーダーを受けることがありますよね。その際、言葉でうまく伝えられないお客様がお写真をお持ちになることはありませんか?内装デザインもそれと同じです。

たとえば店舗デザインの世界の中では「ナチュラル」いう言葉ひとつとっても、そのテイストは人によって受け取り方はさまざまで、次のような異なるイメージが含まれることが想定できます。

「ナチュラル」に含まれるイメージ例
  • 床材に明るい色の木材が使われ、かわいらしい女性が好むテイスト
  • 濃いブラウンの木材が使われている、大人の女性向けのインテリア
  • 植物のグリーンがふんだんに使われているけど、ユニセックスな店内

いかがでしょうか。あなたが思う「ナチュラル」と近いものがありましたか?それとも、また別のイメージを浮かべましたか?このように、同じ言葉でも違うイメージを浮かべることがありますので、ぜひ多くの写真画像を見ながら理想のテイストを絞っていくことをおすすめします。

もちろん、QANAETEではお客様ご自身でビジュアルの資料が集められなくても、店舗・内装デザインを進めていける体制は整っています。どうぞご安心くださいね。

私たちは、どのようなテイストの内装デザインも店舗・実現可能。美容室オーナー様のお好きなテイストでお店作りができますので、いろいろな想いをどうぞご遠慮なくお聞かせください。

2.美容室以外の業種のインテリアを参考にする

おしゃれなヘアサロンを作りたいなら、他業種のインテリアデザインを参考するのもオススメです。

たとえばカフェのデザインはおしゃれなものが多く、とても参考になります。内装以外にも雑貨や什器えらび、照明使いなどこだわりのテクニックが詰まっています。

もちろん、カフェ以外の業種にもおしゃれな内装を実現しているお店がたくさんありますので、積極的にチェックしてみましょう。たくさんのお店を眺めていくと、アイディアがどんどん湧いてくるはずです。

店作りの参考したい他業種例
  • アパレルショップ
  • インテリア雑貨店
  • ジュエリーショップ
  • ギャラリー
  • エステティックサロン
  • ホテル
  • スイーツショップ

実際、私たちにご相談いただく場面でも、異業種の店舗デザインを挙げながらデザインのリクエストをいただくケースが多々あります。ここでは、過去にお寄せいただいたご相談内容の一部をご紹介します。

他業種デザインを参考にされたご相談事例

  • カフェのような落ち着くお店にしたい
  • カフェのような落ち着くお店にしたい

    行きつけのカフェはダークな色合いの木材がたっぷり使われたインテリアが魅力的で、とても好きなお店です。何時間いても落ち着くので、ぜひ好きなカフェのようなテイストにしたい。10坪程度のお店を考えていますが、お客様にリラックス出来る時間もご提供したいです。(東京都・Mさま)

  • スイーツ店のようなかわいいヘアサロンにしたい
  • スイーツ店のようなかわいいヘアサロンにしたい

    若いお客様にたくさん来ていただきたいので、SNSにアップしたくなるようなスイーツショップ風のかわいい店舗にしたいと思っています。ロゴやショップカードもポップな色合いにして、思わず手にとってみたくなるデザインが理想です。(東京都・Sさま)

  • おしゃれな花屋のようなナチュラルなお店にしたい
  • おしゃれな花屋のようなナチュラルなお店にしたい

    ハーブ系のヘアケアを提供するので、花屋さんのようなグリーンに溢れた店を作りたい。ナチュラルテイストを好むお客様をターゲットにしてライフスタイルをトータルで提案したい。(横浜市・Tさま)

美容室デザインの無料相談を受付中

QANAETE(カナエテ)では、他業種を参考にした美容室作りも得意としています。店舗・内装デザイナーが多くの事例をご紹介しながら、オーナー様の理想のお店づくりを進めていきます。ぜひ無料相談をご利用下さい。

3.おしゃれで「美容室設計」に詳しい業者に相談する

「おしゃれな美容室を作りたいなら、かっこいい事例が多い建築業者に頼めばいいのでは?」

そんな風に思われていませんか?実はそれは危険です。

なぜなら、美容室の設計には電気・ガス・水道といったヘアサロン特有の大きな工事が関わり、この作業を前提としたデザインであることが重要だからです。

そのため、もしも美容室特有の工事を踏まえた設計が出来ないと、後々おおきなトラブルを招く可能性があります。くれぐれもご注意ください。

私たちがオススメするのは、デザイン力がある「美容室の建築・施工に詳しい」業者を選ぶことです。見た目のおしゃれさだけを追求するのではなく、美容室の工事をふまえた内装設計ができる経験豊かなデザイナーを選ぶようにしましょう。

実は美容室経営向けの電気・ガス・水道工事は他業種の店舗作りとは異なる側面があり、大掛かりな作業です。エネルギー消費が多い設備となるため、物件によっては施工NGな場合があるほど。

また、配管などを考慮した店舗設計が求められますので、内装デザイナーは美容室づくりの知識とデザイン力の両方が必要です。

もちろん、一級建築士事務所・店舗デザイン業者をはじめとした建築業者は、おしゃれな店舗設計をするのが得意です。しかし、すべての業者が「美容室向けの工事」に詳しいわけではなく、未経験の業者がほとんど。

結論としては、見た目のおしゃれさだけを追求する業者ではなく、美容室特有の工事をきちんと把握した業者に依頼することが、もっとも重要です。

4.美容機器を含んだインテリアコーディネイトが得意な業者に依頼する

おしゃれな美容室のデザインは店舗設計だけではなく、家具・什器・照明・雑貨・観葉植物などインテリアコーディネイトがとても重要です。

そして、これらに加えて絶対にかかせないものが美容器具。シャンプー台やセット面など、機能性とインテリア性を両立できるものを選べば、一体感のある空間が誕生します。

美容器具は店舗デザインと溶け込むようなデザインでありながら、お客様にストレスを与えず技術者も施術をしやすいものを選ぶのがオススメです。

これらのインテリアコーディネイトはプロの腕の見せ所。美容室のメインターゲットである女性のお客様は、さまざまな場所をチェックしています。細部もこだわり、おしゃれな空間を創り上げましょう。

コストを引き上げる業者はNG。予算を守ってくれる業者選びがたいせつ

ここで注意したいのが、費用についてです。

美容機器を含むインテリア用品は、コストをかければ素敵な空間が実現します。しかし、予算を引き上げてしまうことだけは絶対におすすめいたしません。

なぜなら、あなたはこれから経営者として独り立ちする立場ですので、お金にはシビアである必要があるからです。

そのため、おしゃれなインテリアを提案してくれることはもちろん、コストを尊重してくれる業者を選ぶことがとても大切です。

たとえばレセプション用の什器は専用のものではなく、手頃なインテリア家具にペンキを塗って代用するなど、費用をかけなくても素敵に仕上がる術を持っているデザイナーを味方につけましょう。

無料相談を受け付けています

私たちQANAETE(カナエテ)は、お客様のご予算をもっとも重要視しています。大手有名ヘアサロンを多く手掛けてきた内装デザイナーだからこそ、アイディアの引き出しは豊富です。ぜひ無料相談をご利用くださいませ。